読書

七月七日

新宿の本屋で行なわれていたフェア「忘れてはいけない戦争の本」(だったと思う)、で本作に目を付けておいて、地元の図書館にて読んでみました。 両親が出稼でアメリカへ移民した、日系二世の息子「ショーティ」は苦悩していた。 時代は第二次世界大戦、真…

奥田英朗「空中ブランコ」

前作「イン・ザ・プール」に引き続き、注射フェチの精神科医「伊良部」先生が大活躍患者より変人ップリは健在で、今回も変わった切口で患者を治療(満足?)していきます、前作同様、勢いで一気に読める連作短篇集。 読んだあとは、気持ちが大きくなりますよ…

奥田英朗「イン・ザ・プール」

奇想天外な精神科医が繰り出す、痛快な治療日誌。現代社会にありがちな症状を意識してか無意識か、斬新な切口で解決していく 病院の息子「伊良部」先生を中心にした連作短篇集少なからず、皆が抱えてる不安や恐怖。膨らんでしまうとこうなってしまう、戒めに…

東野圭吾「秘密」

以前、映画化されていた作品で、読みたい読みたいと思い続けてついに読むことが出来ました 。初版は1998と古いながらもとても魅力的で普遍的な内容だった。 仕事の都合で行けなくなった夫を尻目に、スキーバスで志賀高原側にある実家に向かう妻と小学生の娘…