内戦の序曲の気がします

busido2008-06-08

昨日の結婚式で精根尽き果てて
一日中寝てたわけなんですけども
夕方ニュースをみてビックリというかやっぱりというか、、、、
ついに社会問題になっている、ワーキングプアーの方々が反乱を起こし始めたな、という印象です
以前、村上龍の「希望の国エクソダス」を読んだ時
日本の未来を見た気がしたのですが
今回の事件、希望の無い国へのパワーが、無差別殺人に向かったわけで、これを上手にコントロールできるリーダーが出てくると、途端に小説の世界が現実味を帯びてくる
:::「希望の国エクソダス」概要:::
2002年、失業率は7%を超え、円が150円まで下落した日本経済を背景に、パキスタンで地雷処理に従事する16歳の少年「ナマムギ」の存在を引き金にして、日本の中学生80万人がいっせいに不登校を始める。彼らのネットワーク「ASUNARO」は、ベルギーのニュース配信会社と組んで巨額の資金を手にし、国際金融資本と闘い、やがて北海道で地域通貨を発行するまでに成長していく。
少年犯罪の凶悪化、学級崩壊など、さまざまな教育問題が噴出し、「学校」「文部省」「親」と責任の所在をたらい回しにする世間を尻目に、子どもたちは旧来の前提に縛られた大人の支えを必要としないことを立証する。『愛と幻想のファシズム』では、システムの破壊を目的とした狩猟社は、その過程で自身がシステム化していくという自己矛盾を抱え崩壊した。「ASUNARO」もまた崩壊の予感が示唆されているが、今回、著者はその手前であえて筆を置く。子どもたちには「希望」を与え、大人たちには「絶望」を突きつける。「ASUNARO」に拮抗するシステムを、今度は社会や大人たちの側が提示する番である。
:::「希望の国エクソダス」概要:::
逃げ場の無い不安が国民に向かった場合は、もちろん今回の様な事件に発展するわけで
統括が出来れば日本政府へ対抗する組織に発展する可能性はありますね
生きることへのパワーって凄いですから、侮ってると痛い目を見そうです