スウェプト・アウェイ

以前、マドンナの旦那さんの話をしたときに出てきたこの映画、物は試しと言うことで見てみました。
ちなみにこの映画は『流されて』のリメイク作品で、アカデミー賞ではなくワーストを決めるラジー賞で、主要な賞を独占したようです。
休暇を利用しギリシアからイタリアへと向かうプライベート・クルーズを楽しむ一行の中に今回の主役マドンナ演じる製薬業界の大物婦人「アンバー」、その乗組員にもう一人の主役アドリアーノ・ジャンニーニ演じる屈強な貧乏漁師「ジュゼッペ」。
クルーズ中は夫婦仲の上手く行っていない「アンバー」の怒りが、矛先を変え「ジュゼッペ」へ
「ジュゼッペ」の愛称は「ペペ」、そんな「ペペ」に「ピピ」と呼びかけ、サーブした食事&ドリンクにもことあるごとに愚弄し、侮蔑する。
そんな道中、「アンバー」を残し、ゴムボートで洞窟へ向かってしまった一行を追いかけるため「ペペ」と2人ゴムボートで洞窟へ向かったのである。
そこは映画!ラブロマンス!
エンジン停止→天候悪化→漂流→無人島漂着!と話は進んでいく。
世の中、金で全てが上手く行くと考える「アンバー」。
「ペペ」が取ってきた魚や水をお金で買おうとする。
しかしここは無人島、金はただの紙であり、銅であり、銀である。
「ペペ」はこれまでの仕打ちをそっくりそのまま「アンバー」へお返し。
利己的で傲慢なババア(セレブッ)を、押さえつける。管理人にとっては爽快な内容でとても楽しむことが出来た。
ストーリーは非常に厳しく、ラブロマンスのコア部分「ラブ」の理由がまったくわからない始末。見る人によってはわかるのかな?などと困惑した
ストーリー的にガイリッチー節はまったく影を潜め残念極まりない。唯一特典映像で撮影現場映像を踏まえたガイリッチーとマドンナの対談はガイリッチーっぽくて面白かったが、、、
オンラインDVDレンタルDISCAS