EFFROYABLES JARDINS ピエロの赤い鼻

まさにジャケ借り(笑
赤い鼻が楽しくもあり、悲しくもある作品だ。
作品冒頭には「笑いは最強の武器だ」というセバスチャン・ジャプリゾの言葉が流れ、行き着く先は全てがこの言葉になる。
日曜日になるとピエロになる父親、町の公民館で人々を笑わせる父親、そんな父親を好きになれない息子。
そんな息子に父親の古くからの親友が物語を語り始める。時はドイツ占領下、第二次世界大戦終焉間際フランス、その話を聞いて息子はついに父親の公演に「ブラボー」の声を出す
戦争の異常な状態やそこに生きる市民たち、フランス映画らしく悲劇と喜劇が交差し抽象的な出来で凄く感傷深くなった
主役の父親、そして息子に物語を話す古くからの親友との男の友情、この2人のキャラクターに終始やられてしまった。
何年後かにまた見たい作品になった。
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